昨日てんしゅに刷ってもらった年賀状に
宛名を書く準備をしていたカツヤちゃん

「郵便局にハンコ押しに行ってくる」

見ると、手には、エトの絵柄のない
挨拶文だけ刷られた未完成の年賀状、10枚。
(そもそもこの一度印刷した同じ面に
 二度刷りしようとしたのが故障の原因)

「・・・なんのために?」

「だってこれに絵を入れないと」

「ハガキ足りないの?」

「わかんない」

「だって昨日40枚って言ったよね?
 余分に印刷してきてあるよ?」

「うん、でもこれにも絵を入れておかないと」

「なんでムリに完成させとかなきゃいけないの?
 絵が入ってるハガキに先に書いていって
 最終的に足りなかったら郵便局行けば?」

「・・・ああ、そうか。そうだな。それはいい考えだ!」

・・・いい考えかどうかは別として
とりあえず無駄な外出は阻止した

しかし「よーし、やるぞ」と
MY名簿を開いた次の瞬間
私は口を出さずにはいられなかった。

「・・・ねぇ
 名簿の順に書こうとしてないよね?」

「なんで?名簿の順だよ?」

「やめてよー
 優先順位の高い人から書きなさいよー
 出そうかどうしようか迷うような人なら
 最悪出さなくてもいいんだからさー
 最後の最後にどうしても出さなきゃいけない人の
 ハガキが足りなくなったらどうすんのよー」

「ぉあ~~~
 そうか~~~
 優先順位か~~~
 今まで考えたこともなかったな~
 あなたどうしてそんなに頭がいいんだ~」

・・・頭がいいかどうかは別として
実の父に言われても素直に喜べないセリフです

最近とみに際立ってきた要領の悪さ
年のせいだと思いたい。