今日、会社からの帰り道、おもしろい猫に遭った。

オスだと思う。
濃いめのグレーかと思ったら
おなかの底辺から足先が白い。
気がついたら道の反対端を
同じ方向に向かってむいむい歩いていた。

むいむいむいむいむいむい

「初めて会うねー」
「飼われてるのー?」
「どこ行くのー?」

こちらがどんだけ話しかけても
見向きもしないでむいむい歩く。
そのペースは早くも遅くもならず一定だ。
話しかけながら平行して歩くこと100m。

彼が1度だけ立ち止まり
ツツジの木にスリスリした時に
そばに行って覗き込んでみた。

「ねぇ、カオ見せてー」

『うるさいな』

パーツが中心に寄ったパツンと張った顔。
意外と高級種の血が混じってる・・・?

そして彼は『じゃま』とばかりに
私の目の前を横切ってむいむい歩いていった。

その後姿をしばし見送ったあと
駐車場から車を出して(所要時間3分程)
しばらく走ると左前方を彼がまだ歩いていた。

むいむいむいむいむいむい

ゆうに3~400m。
いったいどこから来てどこまで行ったのだろう。

名前のつけようのないおもしろい猫だった。

是非また会いたい。です。